くしやきさんが好きをお届けするブログvol.18【厭き厭き(霧島みゅーじっくちゃんねる)】
語ることにも騙ることにも厭き厭きして、それでも終われないからまた幕は上がる。
夢も希望もない夢の現実はとても虚しいですが、それでもまあ、上がったからには「はいどーも」ってね。
というわけで今回視聴したのは霧島みゅーじっくちゃんねる 様で【厭き厭き】です。
【「厭き厭き」 - 霧島feat.鏡音レン】
作詞.作曲.編曲 霧島
絵 水田
今回は単純にこの方の曲の中でも一番好きなのにしよっかなって。
ほかにも「カノープスは嘘ばっか」や「莫迦を食らったお前のせいだよ」なんかも捨てがたかったんですけど、ルーレットがこれにしろって……
そろそろ一人一曲体制に我慢の限界を感じつつありますが、さておき。
なにやら胡散臭そうな顔をした男性が大仰な手ぶりをしているサムネ。
この画像から鏡音レンさんを想像する人はもしかしたらいないかもしれません。なにせレンさんはショタなので。レンきゅんなう!
しかし今作ではそのイメージとは裏腹にとっても大人な歌声を披露してくれます。いっそ嘲笑めいた歌いざまは、私の中の鏡音レンさんを全く書き換えてしまうものでした。
なにせさん付けしちゃってるくらいですもん。
レンさんマジかっけぇっす……
バリバリにキマる転調の部分とかもう変な声上げそうになります。
上げた。
「おほぉっ」って。
特に舞台上、上がっていく幕の裏でどこか薄暗く嗤ってそうな歌い口からの、
『「はいどーも」』って幕開けするところがとても好き。
好きぃー!
この方のこういう……暗めのテンション感の曲の格好良さよ。
裏路地の猫とかに近い生き物なんじゃないかな。
ところでこの曲、とても短いです。
2分19秒。
でも満足感はみちみちです。
どおりで無限回聞いてると思いました。
みんなも延々と幕を上げていこうぜ。
バチもりに格好いいレンさんとショック死しそうな転調にぶち抜かれたい方はとりあえず一度聴いてみてください。トブぞ。
にしても相変わらず低感受性のせいでまともな感想書いてないですね。
ほぼ好きとしか言ってないもの。
でもこれはあくまで好きをお届けするブログなので正しい在り方なのかもしれません。ね。そういうことにしておきましょう。
といったところで本日はここまで。
だいぶ時間が空いてしまいましたが、ポロショコラのチョコ力を思えば仕方ないですね。
そういうこともあるさ。
以上、私の大好きについてでした。
次の大好きでお会いしましょう。
くしやきさんが好きをお届けするブログvol.17【ポロショコラ】
皆さんご存じの通りポロショコラってこの宇宙で最も密度の高い物体なんですよ。
で、なにを隠そう私あれけっこう好きなんですよね。
というわけで今回は株式会社ラグノオささき 様の【ポロショコラ】をご紹介します。
漫画とか小説とか曲とかアニメとか映画とか紹介したいものがいくつも控えている中でまさかのお菓子。私が一番びっくりしてるんですけど、最寄りのピアゴで売ってたので……
これがポロショコラ。
ドンキとかカルディで売ってるチョコケーキです。
ようかんではない。レンガでもない。
見ての通りみっちみちの濃厚なチョコレートケーキ。
チョコレートケーキっていうかチョコレートケーキチョコレートっていうか。
生チョコ焼きました、みたいな趣がある。
実物もみちみち。
一切れでコーヒーを一杯飲めるチョコ濃度。
カステラとかの一口でいったら口の中がチョコに蹂躙されます。
チョコよりチョコしてる。
暖かいコーヒーとかミルクとか、そういうものと一緒にのんびり一切れを味わうとちょうどいい。そのわりにはフォークで切り取ろうと思うとびっくりするほど歯が立たない。突き刺すのがやっと。
ちなみに私は今はちみつホットミルクと一緒にいただいています。うめ。
どう考えてもぱくぱく食える代物ではないから自然にゆっくり時間を使えるので、何かと忙しない現代人に安らぎのひとときを与えてくれるかもしれません。
しかもビビるほど喉をもったり下っていくので焦って食べたら窒息できます。気を付けてください。
とはいえ中にはそんなもったり濃厚な物体なんて食べれない方もいるかもしれません。そんなときにはこれをレンジで20~30秒くらい適当に温めてやるといいです。目安はレンチンしたカントリーマアムの匂いになるくらいまで。
わかりづらいたとえだね。
そしてどのご家庭にも常備してあるザーネワンダーのホイップスプレーをぷしゅうとやってあげればなんかそれとなく趣が出ます。
ケーキ部を見ると、真ん中部分に気泡が生まれていますね。
なにせチョコなのでチンすると溶けるわけです。
これもまたおいしい。フォンダンショコラっぽいかも。
口当たり軽やかで、ぱくぱくと食べられます。
まるでチョコケーキみたいですね。
けれどなんだかんだやっぱり、一度この超密度物体を口にした人はまた食べたくなってしまいます。
ほかのチョコケーキが霞かなにかに霞んでしまうくらいの密度はあなたのチョコケーキ史に新たな1ページを刻むことでしょう。
ところで、私はこの記事を書くためだけに一気に5切れいったのでもう二度とチョコ食わなくていいやっていう気分です。
死ぬほど濃いチョコが食いてえなら迷わずこれを買いましょう。
一度に1切れまでは最高においしいです。ええ。
さて、血糖値が上がって適度に眠たくなってきたところで。
以上、私の大好きについてでした。
次の大好きでお会いしましょう。
くしやきさんが好きをお届けするブログvol.16【へんじんおんがく(littlebylittle様)】
誰かにとって必要な救いっていうのはそう大層なものではなくて、たぶんきっと、自分のへんなところや嫌なところをそれとなく受け入れてくれることなんだと思います。
基本的に感受性の死滅した私なのでそういうことを歌っているのだとは全然言えないんですけど、でもまあ、たぶん救われるんじゃないですか?
というわけで今回視聴したのはlittlebylittle 様で【へんじんおんがく】です。
【へんじんおんがく/初音ミク】
Music&Movie littlebylittle
Vocal 初音ミク
前回の音楽回同様、私がこの方を知ったきっかけの一曲をご紹介します。
主張が激しいご本人様の名前と奇妙な姿をした人物が目を引くサムネイルですね。
動画が始まると、手拍子とどこかの民族音楽をアレンジしたみたいな不思議なミュージックに合わせてこの人物がヌルヌルダンスを披露してくれます。ダンスというか、なんかノリに乗って体を動かしているだけっていう感じのやつ。ぬるぬる。
なんだか見ていると楽しそうで、自分も特に意味もなくからだを動かしてみたくなったりします。リズムが心地よくて、乗りやすいっていうのもありますね。
それに歌詞を歌うのはみんな大好き初音ミクさんなんですが、うすらかすれた語り掛けるような歌声で、どこか投げやりにも思える言葉で、たぶんきっと夢を追うことに疲れた僕らを応援してくれているような気がする歌を歌います。
なんども救われるって言われると、救われんだなぁ……っていう気分になるよ。
たったひとりで夢に向かって努力をしていると、それはもう大変ですから。
目標に届かなかったときに『もう少しだよ』って言われたいし、苦しくて苦しくてこの先どうなるかもわかんなくてどうしようもないときに『きっと救われるよ』って言われたい―――そうやって、自分ではどうしても後押しできないもうあと一歩の努力に踏み出させてくれる感じ。
少しずつ少しずつでも、頑張っていこうって。
だけどそうめちゃくちゃ力強い! とかではなくて、むしろ雰囲気的にはぬるっとしていて、だからなんかこう、まあもうちょい頑張るかぁ、みたいな気持ちにさせられます。
なんだかんだきっと救われるしね。多分きっと。
相変わらず感受性と語彙力と思考力と考察力がないのでなんじゃそりゃって感じのお話をつらつらと書き連ねたりしてみました。
それはさておき、これがまた一度聞くと普通に耳に残る音楽でしてね。
ぺょぺょした音とかどっかの民族楽器(ギロの親戚とか)と言われても納得できそうなかちゃかちゃした音とかが織りなす不可思議な感じのメロディが面白いの。
音楽知識なさすぎて説明できないのがつらい。
あとは個人的にボーカロイドに息継ぎさせる曲は神曲率が高いと思っているんですが、この曲だとしょっぱなの深呼吸でがっちりつかまれました。
そしてその予感は裏切られることなくまんまとハマっちまったわけです。
救われんだ~とかだから救われようっよ~とか鼻歌うたってるヤバいやついたら多分それ私ですね。はい。別に怪しい宗教にハマったわけではないんですよ。
といったところで今回はおしまいにしましょう。
次はさて誰にしようか……なにせ世界には名曲がたくさんありますのでなやみんぐです。趣向を変えてアニメとか映画もありですよね。最近改めてワイスピ観たんですけど、ジェイソンステイサムかっこよすぎたからなぁ……
脱線しましたね。
以上、私の大好きについてでした。
次の大好きでお会いしましょう。
くしやきさんが好きをお届けするブログvol.15【男二人で】
飯テロとエモーショナルと女装男子が一堂に会した神作品の話でもします?
あるわけねえだろそんなもんと皆様お思いのことでしょうが、しかし世界は存外に広いもので、ねえだろって作品の九割九分九厘はそこらへんに転がっています。
そこらへんっていうか、例によって例のごとく『ニコニコ静画』さんなんですけど。
というわけでてめぇらの情緒をぶち壊しに来たぜッ!
①概要
今回読んだ【男二人で】という作品は森越一 様によるWeb漫画です。
タイトル通り男二人が気安い感じでご飯を食べたりするだけの漫画ですが、そんなシンプルなコンセプトでどうしてこんな面白い上に情緒をぶんなぐってくるような作品になれるのか意味が分からんので、要するにこの人も神様の一柱ということなのでしょう。
ところで、男二人、というのでぱっとイメージする絵面があると思いますが、たぶんそれ間違ってます。
実際の情景はこうです。
あの、美人過ぎません……?
ええそうです。今作の『男二人』、なんとイケメンと美人からなっています。
万人に得しかない。
ちなみに初回はこうしたラフ? の状態ですが、二回目以降はもちょっとしっかりしてます。画力解放も時々差し込まれたりして。でもこの絵でも十分以上にヤバさは伝わると思います。表情がすてきなんですよ。そしてその表情で一コマ使ったりして、漫画という媒体をめちゃくちゃ高度に生かした文学作品という感覚になります(早口)。
もちろん世の中には『男性が女性的な装いをする』ことについてしこりのある方がいらっしゃるとは思いますので、そういった方には向いていません。別にそれ良性の腫瘍だから気にしないでいいですが、「あれいつの間にかなくなってるやん」と気付いた時には戻ってきてください。損はしないです。
今作はこの美人とイケメン(ときどきイケメンズ)がおいしそうにご飯を食べるという飯テロと、気安くも複雑そうでいてシンプルな気もするふたりの関係に情緒を破壊されるマインドテロによって構成されています。
ふたりの間にあるのが友愛だというのはきっと疑いようもなくて、だけどそれだけじゃないとしてもおかしくはなくて……なるほど愛情っていうのは安直に『友愛』『恋愛』だとか呼ぶべきじゃなくて、そもそもいろいろな色と面があるのかな、とかそんなことを考えさせられる感じ。
私もこれを読んでふたりの、思わせぶりなようでいて自然な気もするしふたりだけで分かりあっていて読者に教えてくれねぇでやんのっていう焦らしっぷりにはずいぶんと情緒を揺さぶられました。
はよつきあえ(ド安直)。
いやほんと。
②登場人物紹介
まあつまり、この男二人をもうちょっと紹介するよってことです。
このメガネイケメンさんは『ハヤト』。
寡黙っぽい気配はあるけど、相方と一緒だと気前が良くてノリがいい、たぶん面倒見もいい、そんな人。
なにげにこのページだけで『ふたりがお菓子を置いておく仲』だということを説明しているわけですね。仲良しがよぉ……ッ!
基本的には相方からのお誘いで一緒にご飯することが多い今作ですが、たまにハヤトさんが作ったローストビーフとか梅酒とかが主題になることがあります。一人暮らしの男性っていう感じがすごいする―――それなのにハブラシとか二本あるし寝具もある模様。
とっても仲良しですねッ!
この顔面ハーバードは『アオイ』さん。
見ての通りの美人さんです。
ちなみにこの場面はファミレスで、食後で、ハヤトさんが離席中で……ってなタイミングです。その要素とページだけでぶっ刺さる人にはぶっ刺さるんじゃないでしょうかね。なんなんこの人。
今作におけるエモの元凶は基本的にこの方で、 基本的には男友達だなーっていう気安い距離感なのに、ところどころに差し込まれる含みありげなセリフや物憂げな表情に情緒を叩き潰されること数知れず……じ、じっさいのところどう思ってるん……?
時によってウィッグを変えてみたり、かと思えばお化粧とかのないフラットな状態を見せてくれたり、ネコミミ着けてみたりといろいろ見せてくれるサービス精神旺盛な(?)お方。毎話毎話この人の姿を楽しみにするのも一つの楽しみ方かもしれません。
③見どころ
男二人の、ある意味雑でもあって、でもお互いに尊重しあってるのがわかる適度な距離感からなる心地よい掛け合い。そうかと思えばふとしたときにその距離感がぼやけて見えるようなやりとり。
だっていうのにグルメ漫画だよっていう顔してる今作です。
ご飯はおいしそうだしアオイさんは美人だしハヤトさんはかっこいいし関係はエモいし胸は揉むしと、毎話必ず見どころがあります。
一ページしかなくてもしっかり面白い。
だからつまり見どころは、毎回そういう短い物語として丁寧に作り上げられているなぁっていうところ。
読めば読みふけり、次の更新を待ち望むことになること間違いなしです。
いっとくけどまだ連載中だからよ……!
送れんじゃねえぜやろうども!
はい。
といったところで終わりにしましょう。
なんかこう、ね。
この文章を読んで「これ読みたい!」って思ってくれる人が何人いるんでしょう……
もっと説明力を……参考書でも買うか……? サルでも分かる読書感想文とか。
さておき。
以上、私の大好きについてでした。
次の大好きでお会いしましょう。
くしやきさんが好きをお届けするブログvol.14【オーバーワンドロ百合漫画】
ちょっとエッチな百合を読め!
というわけで今回は『H 性的な描写』のマークがあるニコ静作品です。
①概要
今回私が読んだのは夜乃ドリル 様による【オーバーワンドロ百合漫画】という作品です。ワンドロを毎回オーバーしているらしいですよ。
探せばうっかり似たタイトルがありそうな(とはいえニコニコ静画さんでは同タイトルはありませんでしたが ※2022/06/26現在)作品なのでご注意を。
一応皆様が間違えてしまわないように、正しい作品のトップ画像をご紹介しておきますね。
この白くてドリルのついたキャラクターが目印です。
この白くてドリルのついたキャラクターが目印です。
そう心配しなくても何も間違っていませんよ。
作者様は女の子にドリルを生やす(文字通り)というステキな趣味を持ち合わせていて、初見では『いったいこのドリルはなんの伏線なんだ……?』と思うこと間違いなしです。
別作品のコメント返しコーナーでは、筆者様曰く『球体描写の際、主要人物とモブの区別が容易になります』とのこと。一方でドリルの理由について『話せば長くなる』とも供述しており、謎は深まるばかりですが……
さておき。
今作は小ドリルちゃんに片思いする大ドリルちゃんを中心に、ふたりの友人たちなんかとのやりとりも織り交ぜて進行する青春恋愛ものです。多分。
思春期の性と愛に翻弄される大ドリルちゃんのおかげで『H 性的な描写』マークがついてしまっているわけですが、今作は比較的だれでも読みやすいかと思います。ちょっとエッチっていうくらい。
同作者様の他作品とどちらを紹介するかと悩んだのですが、そのあたりが今作の決め手となった感じです。
一番エッチな場面でも好きな子の席で角オナしてる大ドリルちゃんくらいなので、初心者にも安心ですね。
②登場人物紹介
というわけで大ドリルちゃんです。
いろいろとサイズの大きな彼女は、小ドリルちゃんに対してなみなみならない感情を抱いていて、青春もてあまし気味っていう感じです。
関節キスしたらストローくわえっぱなしになったり、四六時中小ドリルちゃんのことを見つめ続けていたりする愛欲の生物。
基本的に陰キャの素養があって、すぐにテンパるし調子にノったら際限なくノる。小ドリルちゃんとのことだとほんのちょっとしたことでも世界を揺るがす一大事みたいに喜ぶ。そんな感じのお方。
愛情の質量的にはめちゃくちゃありそうなんですけど、それを積極的に伝えていく力がなさすぎるので彼女に任せていたら物語進行しねえんじゃねえかと不安になることもしばしば。
あなたのやってることほとんど妄想ですよ。
がんばれ大ドリルちゃん。
そんな彼女の片思い相手である小ドリルちゃん。
銀髪だそうです。かわいいね。
おちゃめかわいい彼女には、大ドリルちゃんも振り回されがち。
いろいろと小さくて小動物的な見た目をしていますが、中身は結構やんちゃだったりして。あなたの無邪気な積極性(友情属性)のおかげで大ドリルちゃんのぱんつはすごいことになるんです……
けれど実は大ドリルちゃんの気持ちを―――
とか、そんな感じのお方。
たぶん属性は小悪魔。
つよい。
③見どころ
本筋に関係ないんですけど、この『見どころ』って毎回悩むんですよね。
全部好きなんだから全部見どころなんだが?????
みたいな気持ちになります。
読書力の低さを棚に上げていますね。
とはいえそうもいかないので、今作の見どころについても考えてみます。
たとえばそれは、『きらきらしていない』ことでしょう。
もちろんフィクションとしての愉快な物語ではあるんですけど、そのくせ恋愛モノとしては適度な生々しさがあるのが素敵です。
青い性欲とか、感情が「わーっ!」ってなるやつとか、そういったラブコメでしっかり扱うには面倒な代物がしっかりと備わっている気がします。
一応物語としては今のところ第14回までなので、これからまだまだ続いていくのではないでしょうか。それを胸わくわくで待ち望めるような、先への期待も十分です。
みんなも読もうね、えっちなゆり!
―――ところで今作の作者様である夜乃ドリル様ですが、Vtuberとしての肉体も持っています。といってもがつがつ活動する感じではなく、『ちょっとつくってみたぜ』くらいの温度感っぽいですが。
上がってる動画もレッドファクションとかダクソとかエルデンリングとか一人ウノとか……しかも上記のやつだとウノ以外はVの身体も出ないっていう。
それはそれとしてお姿もお声も素敵なので、今後なにかしっかりとした活動があった時に備えて今からチャンネル登録しておくことをお勧めします。
【自己紹介】はじめまして!!!夜乃ドリルです!!!【バーチャル陰キャ】
こちらは作者様のVとしての自己紹介動画になります。
ぬるぬる動くよ!
といったところで。
以上、私の大好きについてでした。
次の大好きでお会いしましょう。
くしやきさんが好きをお届けするブログvol.13【ゆりまん。】
てめぇら実録百合の時間だぜ……ッ!
①概要
今回ご紹介させていただく【ゆりまん。】は、OLさんと漫画家さんのセキララ生活を描いている女の子同士の実録同棲日記となります。
saki* 様によるWeb漫画で、ニコニコ静画さんにて全話無料で読むことができます。
タイトルは『百合で漫画家の彼女と暮らしています。』の略称で、第一話のサブタイトルにもなっています。
ところで今作は何か劇的なストーリーがあったり、主人公が特別なバックグラウンドを持っていたりとかはしません。
なにせ実録百合ですからして。
そう、これ、実録なんですの。
実在性百合。
だからむしろ特別に取り上げて百合だなんだと騒ぎ立てるのもそれはそれでなんだかなぁという気持ちも若干ありますが……幸いにして当ブログの読者様は限りなくゼロに近いのでまあいいでしょう。
作者様も百合漫画として投稿してくださっているわけでありますし……
なんにせよめちゃくちゃ大好きなんでねッ!
というわけでかるぅく冒頭の一ページを軽くご紹介。
第一話冒頭から私たちを殺しにかかる自己紹介ですね。
『高校から付き合ってる漫画家の彼女と暮らしてます』
この言葉の圧倒的説得力がもう実録百合って感じです。
胸躍るストーリーだとかドラマティックだとかがなくたって、人生という前提があるんだから勝てねぇですよ。
とはいえ今作はあまり生々しい感じではありません。
日常の中のちょっとした出来事だったりいちゃいちゃやいちゃいちゃなんかを、4コマ漫画という形でさらりと摂取できます。なにせシンプルに4コマが面白い。
もはや白湯の域。
身体の芯からぽかぽかです。
俗に言う白百合。
万人に優しいタイプの百合―――それが【ゆりまん。】
②登場人物紹介
というわけで、そんな婦々のおふたりをご紹介していきましょう。
まずはOLの『サキ』さん。(別に病弱キャラとかではないです)
今作の作者様でもあります。
飼い主恋人として漫画家である甲斐くんを陰に日向に支えるお方。
料理上手でかわいらしい、だけど案外さっぱりしたところがある素敵な女性です。あとたまにアザラシになる。
しかもお仕事しながら家事をしつつ忙しいときは甲斐くんの漫画を手伝いながら今作を描いていらっしゃるっていうんだから偉人すぎますね。
つぎは漫画家の『甲斐』くん。
元不動産営業マンでほかにもヘルパーの資格を持っていたりと色々デキるお方。
漫画家になってからは基本的に無口なひきこもりさんらしく、日夜漫画のことを考えているお仕事マン。ですが、時にはまるで少女漫画の主人公みたいなカッコイイ姿を見せてくれるヤるときはヤるお方でもあります。
でもスケベ男臭がする(おふたりの友人談)。
不思議ですね。……ね。
③見どころ
こんなふたりのいちゃいちゃ日常を描く素敵な実録百合漫画である今作。
実録だからこそ、同性の恋人であることへの困難だとか、カミングアウトについてだとか、そういう話題にもしっかりと触れてくださっているのが素敵ですね。
かなりゆるりと描いているのに芯にリアリティがある―――読みやすい4コマ形式ながらもそんな実録ならではの空気感があるのも今作の見どころかもです。
そしてなにより、おふたりがとてもお互いを大好きに想っていることが節々から伝わってくるのがたまりません。百合書きの端くれとしてはじゃっかん打ちひしがれる気持ちもややありますが……なんにせよ百合はいいものですね。
そんなささやかな一例として、夫婦の日に上がった特別企画をどうぞ。
こんな仲良しなおふたりの日常を描く【ゆりまん。】ぜひともみなさまご一読ください。
お忙しい日々っぽいのであまりがつがつと更新があるほうではありませんが、こういう個人漫画は待ち焦がれるのもまた一興でございますからして。
以上、私の大好きについてでした。
次の大好きでお会いしましょう。
くしやきさんの道具箱3段目【Microsoft Word:ルビ編③】
長らくお待たせしたけどこれといって理由はない道具箱シリーズ。
今回にてルビ編はひとまず終了したいと思います。
そのためには私の持つルビの技能をすべて皆様にお見せしなければならないわけですが……もったいぶっても絞り出せるものはそう多くありません。
なのでちゃきちゃきいきませう。
ところでみなさまは、ルビを振れることを知ってまず初めに何をするでしょう。
文章中の難しい言葉に読み仮名を、中二的なワードにふさわしき真名を―――思いつけば思いついただけ使いこなせそうなルビ機能ではありますが、私のようにWeb小説メインでやっていた方々はもしかしたら 傍点を振りたくなってしまう のではないでしょうか。
結論から申し上げますと、それは愚行です。
ええ。
私は愚かにもそうして傍点をふりふりしていたわけですが、皆様におかれましてはそのような過ちを起こさないよう……ふつうはしませんね。ググったら誰でも気づきますもんねっ。
文章に傍点を振りたい場合は、まず文章を選択して、次に『Ctrl+D』または右クリック→『フォント(E)』を選択してフォント操作のウィンドウを開きます。
御覧の通りこのウィンドウには『傍点(:)』という項目があって、これをいじくることで傍点を振ることができます。
ちなみに傍点は「.」と「,」の二種類あって、ご自由にお選びできますよ。
ちなみにちなみにこの動作をショートカットに登録することも可能です。
コマンドは『分類→すべてのコマンド』から『DotAccent』または『CommaAccent』を探してください。『Ctrl+.』のショトカキーが空いているので、私はそこに登録しました。
傍点については以上です。
……ルビは……?
まあ傍点もルビみたいなものなので。
こうでもしないとネタ切れですしね。
つづいてのルビ小技は、空白(=スペース)に振るルビです。
ですね。
HTML君では問題なくできるこの空白ルビですが、Wordさんとなるとそうはいきません。実際に試してみましょう。
まずは空白だけを選んでルビを振ろうとしてみると―――
ごらんの通り、空白くんは文字列とはみなされないのでルビを振ることはできません。
では今度は行をまとめて選択してみますが、やはりこいつもうまくいきません。
空白はなかったことにされています。
ただ認識自体はされているらしく、『文字列全体(G)』という項目がグレーになっています。これはひとつのボックスに文字列をまとめるコマンドですが、そうすると空白まで含めることになってしまうからかもしれません。
とことん嫌われる空白さん……あわれ……
しかしながらズルをするのは簡単です。
空白がダメなら、まず埋めてしまいましょう。
それからその文字列を空白にしてやるのです。
御覧の有様です。
やったね。
これを利用して何ができるかといえば……まあ、それは自分で考えてください(なげやり)。
なにげに感嘆符の後に入れる半角スペースとかによってもルビは阻害されがちなので、最初は適当なコンマを入れておいて後でスペースに変えるとかやるといいですね。
……使い道……は……?
自分の胸に聞いときなッ!
ちなみにこの空白ルビはPDFとかにしても問題なく作用します。
そしてMF文庫Jさんに投げつけても規約違反とかで却下されることはなかったです。安心。
というわけで次。
次はもはや技でさえなく小ネタです。
本格的にネタ切れだよ。
皆さんはたぶん小説を書く上で必要な言葉を辞書登録したりすると思います。
実はWordのルビ機能、辞書登録された言葉にも対応してくれているのです。
てはじめに適当な造語を作ります。
これに普通にルビを振ると、Wordさんは自分で頑張って考えてくれるわけです。
しかしこれは洋餅の読み方ではないのだと憤ったあなたは、この無機質な箱野郎に本来の読み方を教えてやるわけです。
そうしてからもう一度ルビを振ろうとしてみると……
このように、正しい読み方でルビを振ってくれるわけですね。
もちろんこれは嘘っぱちのルビなのでみんなはマネしないようにしましょう。
ともあれ、こうすることで自分のオリジナルな言葉に、さも当たり前みたいにルビを振れるわけです。
問題は普段使いするくらいの頻出単語ならこれを知る前からどうせ辞書登録してるだろうということですね。
要するにここで紹介する意味がほぼない。
ネタ切れですからして。
しかたないね。
そんなこんなで、以上です。
前回から時間が空いたのでもちろんいい感じの締めの言葉を考えたはずだ、とあなたはきっと考えています。
しかしながらそれは安直というものです。
時間とはあくまでも過ぎ去るもので、重要なのは時間ではなく行為なのですから。
つまり時間があろうと考えてなければそこに意味はないわけでございますよ。
あ、やめて埋めないで……
今度こそ次回には頑張って考えますから……
それではまた次回の道具箱でお会いしましょう。